横浜の遺品整理ブログ

[遺品整理お役立ち情報]

2025年01月23日

【ヒートショックに注意!】寒い季節に増える死亡率

寒い日が続き、新型コロナやインフルエンザも猛威を振るっているようです。
また、冬は心筋梗塞や脳卒中などで亡くなる方が増える季節と言われています。運動不足による基礎代謝の低下や、室内と屋外・浴室などの寒暖差によるヒートショックなどが原因です。

弊社に来る遺品整理・残置物回収のご依頼も、この時期はやや多くなってきております。夏場ほど早く腐敗が進むわけではありませんが、やはり発見が遅れると消臭や特殊清掃・原状回復等の作業が必要となることもあります。最近の事例につきましては過去のブログでもご紹介しておりますのでご覧ください。

Q1ヒートショックになりやすい人とは?



昨年末、まだ50代の著名人の方がヒートショックと思われる事故が原因で亡くなったというニュースは記憶に新しいのではないかと思います。お年寄りではなくても心筋梗塞・脳卒中などで死亡する可能性は十分にあります。特に以下のような人は、ヒートショックになる危険性が高いと言われています。

・高血圧
・生活習慣病(糖尿病や脂質異常症など)の持病がある
・熱い風呂に好んで入る
・飲酒後に入浴する
・水分補給をあまりしない

思い当たる項目がある方は、50〜60代でも注意が必要です。

Q2どんな場所でヒートショックは起こりやすい?



特に多いのが入浴の際の事故です。なぜヒートショックが起こるかというと、まず暖かい部屋から寒い脱衣所へ移動し衣服を脱ぐことで血管が収縮し、血圧が上がります。その状態で浴槽に入り、体が温まってくると血管が広がり、急上昇した血圧が一転、一気に低下します。このように血圧が乱高下することで、心筋梗塞、不整脈、脳梗塞や脳出血などを引き起こしやすくなる、またはめまいや意識低下により、転倒や溺死という事故を引き起こすのです。

また地域的にみると、寒い北海道や東北地方よりも、関東や近畿地方などの温かい地域の方が冬の死亡率が増加することがわかっています。横浜市だけをとってみても、以下の図のように、冬場の「不慮の溺死及び溺水による死亡数」は夏場の倍以上の件数です。寒冷地の方が住居の断熱化が進んでいることが一つの原因と考えられています。


Q3ヒートショックを防ぐには?


横浜市のウェブサイトによると、入浴時のポイントとして以下の7つが掲げられています。
1.湯はり時に浴室を暖める
2.脱衣室も暖めておく
3.湯温設定は41度以下に
4.入浴前に家族に一言かける
5.入浴前に水分をとる
6.かけ湯をしてから入る
7.お湯に浸かるのは10分以内

また体調が悪いときは入浴を避ける、普段から栄養バランスの良い食事を取り、体調管理をすることも大切です。高血圧や生活習慣病にならないよう心がけることで、ヒートショックのリスクを下げることができます。


Q4ヒートショック以外の問題とは


もちろんヒートショックによる心筋梗塞や脳卒中になっても、処置が早く一命を取り留める方もいます。しかし後遺症や麻痺が残り行動に制限が出たり、中には寝たきりになってしまう方もいるでしょう。一人暮らしの方の場合、日々の食事や掃除、ゴミ出しなどの日常生活を送るのでさえ困難な状態になり、お部屋がゴミ屋敷化してしまう方もいます。

特に寒い時期は、身体に障害がない方でも外に出るのが億劫になったり、朝起きられなくなったりしてゴミを溜め込んでしまうということもあります。部屋の中にゴミや不用品が溜まると、つまづいたりして事故が起こる可能性も高まります。

弊社では、遺品整理だけでなくそのようなお住まいの片付け・原状回復・粗大ごみ回収なども承っております。自分では片づけられない状態になってしまった部屋を片付けたい、管理しているお部屋の状態が酷く次の入居者に引き渡しできない、などお困りの場合はぜひご相談ください。

ブログ記事一覧

遺品整理ジックル
無料お見積り

PageTop