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Q

遺品整理の仕事は誰でもできる?

質問 現在は派遣の仕事をしていますが、生活を安定させたいと思い正社員になれる就職先を探しています。その中で遺品整理という仕事に興味を持ちました。
これまでこのような仕事があることを知らず、以前ハローワークを利用していたときにも案内されませんでしたが、知り合いから国家資格ではなければ遺品整理士の資格を取得すれば就職にも有利になるし、給与面でもプラスになるということで、まずは資格を取得しようと思っています。
聞きたいことは遺品整理の具体的な仕事内容と、遺品整理の仕事は誰でもできるの?ということです。ご回答をお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
yajirusi
A

遺品整理の仕事には特殊清掃も含まれます


遺品整理という仕事は、これまではその業種自体があまり浸透していなかったこともあり、ハローワークの求人でもあまり見かけることはありませんでした。
しかし、近年では核家族化が加速して一人暮らしのお年寄りが増えたことなどが背景となり、遺品整理の需要が年々高まりつつあります。それに伴い遺品整理業者の数も増え、不用品回収業者なども遺品整理に参入してきています。
遺品整理の具体的な仕事内容は、遺品の仕分けや不用品の処理、搬出作業、遺品の供養、部屋の清掃です。
まずは遺品を必要なものと不要なものに分け、金銭的に価値のあるものを遺品の中から探索したりもします。不用品回収業者は不要なものをどんどん家の中から運びだすだけでよいですが、遺品整理業者は遺族ときちんと相談しながら、遺品一つひとつを慎重に取り扱いしなければいけません。そのうえで不用品を処分します。
もちろん、家庭から不用品を回収して廃棄するには自治体の認可も必要となり、ルールに従わなければいけないので、法規制をしっかり学んで適切に行動しなければいけません。遺品整理業者では遺品の買取にも対応する場合もあるため、そのためには古物商許可証も必要となります。
また、故人との思い出の品や人形、神棚、仏壇などは、提携先の寺院や神社でお焚き上げのサービスを提供している業者も多いです。最後には家の中の清掃を行いますが、孤独死などの現場では特殊清掃も必要になることがあります。
遺品整理は遺族の気持ちにしっかり寄り添うことができれば誰でも行うことは可能ですが、孤独死や自殺などの現場は、部屋に異臭や血痕が染みついていることもあります。それを清掃することに耐えられる方でなければ、この仕事はできません。
遺品整理ジックル
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