遺品整理の仕事をするのに特別な資格は必要ありませんが、遺品整理士の資格を取得すれば就職にも有利になる以外にも、できることがかなり広がります。
遺品整理士の資格を取得すれば、遺品整理の基本をしっかりと理解することができます。遺品整理は故人が残した不用品を処分するだけの仕事をだと思ってこの業界に飛び込んでくる方も多いようですが、一般的な不用品回収業務と遺品整理という仕事は異なることもよく理解できます。
遺品との向き合い方や、故人や遺族との向き合い方、遺品に関する法律なども学ぶことができます。
遺品の中には財産となるようなものもありますが、遺品整理士になると遺品の査定も行うことができます。相続手続きの代行業務もできるようになります。
最近では終活として生前整理を行う方も増えていますが、遺品整理士ならその相談や業務を受けることできます。他にも、ハウスクリーニングや不用品の回収や分別などの業務を行うことを可能にします。
遺品整理士の資格を取れば、遺品整理を専門にしている事業所の他にも、高齢者福祉施設や冠婚葬祭を取り扱う事業所などでも働くことができ、採用にかなり有利に働きます。
遺品整理士が所属している事務所は信頼度を高めることができ、遺品整理の需要が高まっているので、転職もしやすくなります。
遺品整理士はあくまでも民間資格で、取得する難易度も高くありません。遺品整理になるのに特別な要項はなく、誰でも申し込みすることが可能です。