遺品整理の費用を決める要素はいろいろありますが、その中でも特に影響が大きいのが部屋の広さと荷物の量です。
遺品整理の基本料金は、部屋の広さによって決まり、当然ですが部屋数が少なく面積が狭くて、遺品の品数や量が少ないほど料金は安くなります。部屋の広さや荷物の量によって作業に必要になる人数も時間も変わってきます。
たとえばワンルームのアパートやマンションなら作業員1人でも対応できますが、3LDK以上になると、3人以上の人手が必要になります。多くの人手を要して作業を行う時間が長くなれば、料金はどうしても高くなっていきます。
どんなに大きな家でも、整理する遺品が少量しかなければ人手は必要ありませんが、一般的には部屋の広さと荷物の量は比例するため、遺品整理の料金の目安は、家の間取りで表記されることが多いのです。
遺品の中に買取可能なものがあるかどうかでも、遺品整理にかかる費用が変わってきます。買取できるものが何もなければ、遺品整理にかかる料金が高くなり、買取できる品がたくさんあれば、その分を差し引けるので料金は安くなります。
遺品整理にかかる費用をできるだけ抑えたいなら。専門業者に依頼する前に自分たちで荷物を減らしておくのがよい方法です。ゴミとして遺品を捨てることに抵抗があるなら、遺族や友人なので形見分けを行うことでも、遺品を減らせることになります。
遺品整理の費用を抑えるには、多くの業者から相見積りをとって、価格競争を起こさせることも有効になるため、各社に他にも見積りをしてもらっている業者がいることを伝えるとよいです。