遺品整理にかかる費用を左右するものとしては、遺品の量や種類の他にも、間取りや部屋の広さ、建物の立地、オプションサービスの有無などがあります。
遺品の量が多いほど仕分けや搬送、処分に手間がかかり、支払う料金も高くなります。
遺品整理の費用は、一般的に作業をする部屋の広さや部屋数に比例して高くなります。荷物が多くて家が広いほど多くの人員が必要になり、人件費がアップします。
一軒家でも道路が狭くてトラックを横付けできない場合などは、搬出にかかる手間がかかって作業時間も長くなる分、料金は高くなってしまいます。
お焚き上げやハウスクリーニングなどオプションサーブスを利用すれば、料金はどうしても高くなります。
一軒家の平均的な間取りである3LDK〜4LDKの場合の遺品整理の費用相場は20万円前後となっています。
業者を入れる前になるべく自分で遺品を整理・処分することで、遺品整理にかかる費用を抑えることができます。ゴミに捨てられないから処分はできない場合でも、残したいものとそうでないものを仕分けしておくことで、作業にかかる手間を省けて支払う料金を安くすることにつながります。
買取サービスを利用するのもおすすめの方法です。リサイクルショップなどの買取店を利用してもよいですが、買取にも対応している遺品整理業者も数多く存在しています。
見積りを複数社に依頼することでも、費用を抑えることにつながります。ライバルがいることで競争意識が働いて、値段交渉にも応じてもらいやすくなります。
急ぎの依頼では料金が割高になることもあるので、日程に余裕を持つことも費用を抑えるコツです。