遺品整理するための時間が限られている場合や、体力的に難しいという場合は、専門業者に遺品整理を任せることをおすすめします。
素人が遺品整理を行う場合、遺品の量が多いとかなりの時間を要してしまうことになりますが、プロなら通常は1日で作業を終えてくれます。
仕分け作業も形見分けの相談や立ち会いも、遺品や不用品の運び出しも全部任せることができて、依頼する側は指示するだけでよいので、楽々遺品整理を終えられます。
加えて、プロに遺品整理を依頼すれば、自分たちで気づいていなかった貴重品を探索してもらえたり、買取にも対応していたりする業者もあるので、場合によっては遺品整理代がかからず、手元に現金が残るということもあるのです。
遺品整理は量が多くなればなるほど思っているよりも大変な作業で、プロに依頼すれば処分するものと残すものの判断を一人で対応しなくてもよいという精神的な部分でも安心できます。
遺品の中で残しておくべきものとしては、貴重品や契約書があります。これらは遺産相続にも関係するもので、勝手に処分すると罪に問われたり親族間で揉めて大きなトラブルになったりすることもあります。貴重品でなくても、まだ利用できるリサイクル品は残しておいた方がよいと思います。
写真を全て残す必要はありませんが、故人との思い出の詰まった写真やその他思い出の品は、慌てて処分しないで残しておいて、後からゆっくりと処分するかどうか判断しましょう。
もし写真など保管場所がないような場合は、データで残しておくという方法もあります。