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Q

賃貸物件の住人が孤独死したら大家が遺品整理することになるの?

質問 先月父が亡くなり、次男の私は父が運営していた横浜市内にあるアパートを相続しました。
相続したときは住人の情報は確認していなくて、相続後に気づいたのですが、古いアパートということもあって住人に高齢者が多くいることが分かりました。
そのことはあまり気にしていなかったのですが、飲みに行ったときに友人に話すと、最近では高齢者の孤独死が目立っていて、賃貸物件で孤独死すると大家も大変だから気をつけるように言われました。
それからいろいろ気になることが出てきたのですが、賃貸物件の住人が孤独死したとして、大家が遺品整理をするということはあるのでしょうか?遺品整理についての大家の役割や、遺品整理の流れなどについて教えて欲しいので、ご回答お待ちしております。
yajirusi
A

基本的には遺族や相続人の責任となります

アパートなどの賃貸物件に残された遺品に関しては、基本的に遺族や相続人の責任となります。ただし、高齢者が孤独死した場合、遺族や相続人と連絡がつかないケースも少なくありません。その場合は大家が遺品整理を代行することもあります。
孤独死が発生した場合は、まず警察が遺族や相続人を確認して連絡を取ります。遺族や相続人が見つからない、または対応できないケースでは、連帯保証人や大家が対処することになります。
大家が遺品整理する場合は、遺品整理業者を手配して遺品の処分や部屋の清掃を行います。このときかかる費用は、通常だと故人の遺産から支払われます。
遺産がなかったり不足したりしている場合は、大家が費用負担を強いられることもあります。大家が費用を立て替えても、後に遺産から清算することができる場合もあり、それができないと自己負担となります。
遺品整理をした後で残された遺産については、遺族が対応しない場合、法的手続きに従って処理されることになります。遺品整理が完了したら遺産の内容を確認して、現金や預金、不動産などの資産を把握してください。
これに基づいて、家賃の未払い分や部屋の修繕費用が遺産から清算されることになります。遺産がこれらの支払いに十分でない場合は、不足分を連帯保証人に請求できるケースもあります。
遺品整理のルールや手続きの方法などは、プロである遺品整理業者が把握しているので、遺品整理を依頼する際には、実績豊富で頼りになる業者を選択しましょう。
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