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Q

アパートなどの賃貸物件の遺品整理は誰がするの?

質問 半年前に父が他界して、横浜市内にあるアパートを相続しました。古いアパートですが立地が良いことから入居率は高く、毎月満足いく家賃収入を得られるので生活がかなり楽になりました。
しかし、賃貸物件のオーナーになると、予期せぬことがいろいろ起きて悩み事や心配事が増えました。
まだまだ分からないことがあるのでアパート経営について勉強を始めたのですが、もし一人暮らしの住人が亡くなった場合は誰が遺品整理をするのが正解なのでしょうか?
アパートの住人には70歳以上の高齢者も複数人いるのですが、最近一人暮らしの高齢者が孤独死するというニュースをよく耳にします。その場合、アパートのオーナーが遺品整理をするということもあるのでしょうか?
あるとすれば、遺品整理はどのタイミングで行えばよいかも教えてください。
yajirusi
A

所有者が遺品整理を行う場合もあります

アパートなどを借りる際には、連帯保証人が必要になることもあります。賃借人が亡くなった場合、連帯保証人が賃借人と同等の扱いとなるため、遺品整理や原状回復をする義務も連帯保証人が負うことになります。
大抵の場合、連帯保証人は遺族がなっていますが、親などが連帯保証人になっていると、すでに他界しているケースもあります。連帯保証人がいない場合は、遺産を相続する相続人が遺品整理を行うことになります。
故人が遺言書を作成していて、その中に相続人以外の○○さんに遺産を相続させるなどと記載されている場合は、遺族などの血縁者でなくてもその人が相続人になり、遺品整理を行う義務が生じる場合もあります。
相続人が遺品整理を行うと、遺産相続がスムーズになることにもつながります。まずは、遺言書の有無を確認して、ある場合はその内容にしたがって賃貸物件の遺品整理を行いましょう。
相続人が複数いる場合は、相続人全員で遺品整理を行い、かかる費用も全員で負担します。ほとんどの場合は、故人の子供や親、兄弟姉妹などが賃貸物件の遺品整理を行うことになります。
遺族であっても、相続人がいる場合は勝手に遺品整理を行うことは避けた方がよいです。連帯保証人も相続人もいない場合は、アパートの所有者や管理者が遺品整理を行うことになります。
遺品整理を行わないと次の住人を入れることができないため、連帯保証人や相続人がいないと分かったらなるべく早い段階で遺品整理を行うことをおすすめします。
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