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Q

遺品整理をしないことに何か問題はありますか?

質問 先日友達のお父さんが亡くなり葬儀のお手伝いをしてきました。
私の人生の中で最も仲の良い親友で、学生時代から何度もお互いの家に泊まり合っていたので故人とも何度も会って話をしたこともあり、自分の親が亡くなったような悲しさがありました。
他の友人たちも朝から葬儀の手伝いに来ていて、その日は親友の親戚たちともいろいろ話をする機会があり、その中で遺品整理の話も出ました。
遺品整理という言葉は聞いたことがありましたが、実際にどのようにして遺品を整理するのか理解していなかったので興味深くその話に耳を傾けていると、専門業者に依頼すればそれなりのお金がかかることが分かりました。
お金がかかるなら遺品整理をしなくてもよいのでは?と単純に思ったわけですが、遺品整理をしないと何か問題あるのでしょうか?
yajirusi
A

様々なリスクが生じる可能性があります

遺品整理は絶対にしなければいけないわけではなく、実際に遺品整理をしない方も大勢います。しかし、状況によっては遺品整理をしないと大きなリスクが生じることがあります。
例えば、故人がアパートやマンションなどの賃貸物件で暮らしていた場合は、死後も家賃が発生し続けることになります。
遺品整理は遺品を捨てる作業だけでなく、様々な手続きも含まれます。家賃以外にも、故人が生前契約したサービスの支払いが、契約解除しないと故人の預金通帳などから継続して引き落とされることになります。
相続人になっている場合は、不必要な出費を回避するためにも速やかに手続きを済ませましょう。
相続手続きも遺品整理に含まれます。遺品の中には相続税が課されるものが含まれていることもあります。預貯金や不動産、有価証券、貴金属などの財産は、相続税の対象となる場合があり、相続税の申告と納付の期限は被相続人の死亡を知った日から10か月以内です。
この期限を過ぎると、延滞税が発生することもあるので注意しなくてはいけません。
遺品の中に貴金属などの金目のものがある場合は、他の遺族とのトラブルにつながることもあります。早期に遺品整理をするのはとても大事なことです。
故人が亡くなりそれまで住んでいた家が空き家になるケースでは、遺品整理をしないことで犯罪に巻き込まれる可能性が高くなります。空き家は住居侵入や窃盗の温床となり得ます。
空き家の中の遺品や不用品を処分することも、空き家を売却することも遺品整理に含まれます。
遺品整理ジックル
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